8業種の中から「自分に合う3つ」をまず絞ります。
ここを間違えると、半年〜1年を無駄にします。逆に正しく選べば、副業6ヶ月で月10万、専業1年で月80万のラインに乗ります。
4-1. 7問の業種診断(Yes/No分岐)
直感で答えてください。各問に Yes=1点、No=0点 で集計します。
Q1:いま会社員として働いている?
- Yes:副業スタートが現実的
- No:専業/フリーランス前提で考える
Q2:エンジニア/IT実務の経験が3年以上ある?
- Yes:受託開発/ウェブ制作の参入が早い
- No:制作系よりコンサル系または広告運用が現実的
Q3:BtoB提案書/企画書/資料作成が得意?
- Yes:AXコンサル/業務設計/経営コンサルの素質あり
- No:制作系(ウェブ制作・デザイン・広告運用)
Q4:対面の打ち合わせより、ひとり作業の方が得意?
- Yes:受託開発/ウェブデザイン/広告運用
- No:コンサル系/経営コンサル
Q5:BPR/業務改善/DX推進の実務経験がある?
- Yes:業務設計コンサル/BAコンサルが射程内
- No:BAコンサルは封印(参入障壁が高すぎる)
Q6:月稼働時間は 副業=月60時間以下/専業=月140時間 で良いと思える?
- 副業=Yes:低単価でも数を回せる業種を優先(ウェブ制作・広告運用)
- 専業=Yes:月単価60〜100万のコンサル系か、月3社×30万の広告運用
Q7:1〜3年で月売上を倍々に伸ばしたい?
- Yes:階段型キャリア(ウェブ制作→広告運用→コンサル)が王道
- No:1業種を極める(業務設計コンサル単独でも年商1,500万円は可能)
診断結果の読み方
7問の答えから、推奨3業種を決めます。
| パターン |
Q1 |
Q2 |
Q3 |
Q5 |
推奨3業種 |
推奨スタート |
| A:副業×ITあり |
Yes |
Yes |
— |
— |
受託開発/ウェブ制作/広告運用 |
クラウドソーシング |
| B:副業×IT未経験 |
Yes |
No |
— |
— |
広告運用/ウェブ制作/経営コンサル(中小向け) |
クラウドソーシング+紹介 |
| C:専業×実務系 |
No |
Yes |
— |
— |
受託開発/ウェブ制作/業務設計コンサル |
エージェント+直営業 |
| D:専業×企画系 |
No |
No |
Yes |
Yes |
AXコンサル/業務設計/経営コンサル |
紹介+直営業 |
| E:専業×戦略系 |
No |
No |
Yes |
No |
AXコンサル/経営コンサル/広告運用 |
紹介+SNS発信 |
| F:副業×企画系 |
Yes |
No |
Yes |
— |
経営コンサル(中小向け)/広告運用/ウェブ制作 |
クラウドソーシング+紹介 |
年商目標別おすすめ業種
| 年商目標 |
副業の選択肢 |
専業の選択肢 |
| 100万円 |
ウェブ制作(クラウド月8万)/経営コンサル(顧問1社×8万) |
— |
| 300万円 |
ウェブ制作(クラウド月25万)/広告運用(2社×12万) |
— |
| 500万円 |
ウェブ制作+広告運用組合せ/受託開発(週末稼働) |
広告運用(4社×10万)/ウェブ制作(月3本×15万) |
| 1,000万円 |
(副業で年1,000万は稼働的に困難) |
受託開発(月80万)/ウェブ制作(月3〜4本)/経営コンサル(月顧問4社) |
| 2,000万円 |
─ |
AXコンサル(中小4〜5社)/業務設計コンサル(フルコミット)/受託開発(高単価) |
| 3,000万円超 |
─ |
業種掛け合わせ必須(AX+経営コンサル等) |
読み方:年商1,000万円以上は副業ではほぼ不可能(稼働時間の物理制約)。逆に年商500万円までなら副業の選択肢が広い
業種選びでよくある誤解3つ
- 誤解①「コンサルが儲かりそう」:実績ゼロのBAコンサルは絶対取れない。逆にウェブ制作のほうが立ち上がりは早い
- 誤解②「広告運用は誰でもできる」:媒体側AIが配信を最適化する分、運用者は クリエイティブと顧客折衝 に強くないと差別化できない
- 誤解③「ウェブデザインは制作の延長」:ウェブ制作は単発、ウェブデザインは月額顧問。ビジネスモデルがまったく違う
4-2〜4-9で、8業種を統一フォーマットで網羅します。
各業種で7指標を出します:
- 客単価レンジ
- 月稼働時間(AI活用後)
- AI代替率(業務の何%をAIに任せられるか)
- 副業適合度
- 専業適合度
- 1日のタイムテーブル
- 失敗例
4-2. 受託開発(AI活用)
「コードを書いて納品する」基本業種。AIで生産性が2倍になり、月単価10万円差が現実化しています(ファインディ2026年調査)。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月60〜150万円(フリーランスエンジニア中央値78万円) |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月100〜140時間(AI前は160〜180時間) |
| ③ AI代替率 |
50〜65%(コード生成・テスト・ドキュメント) |
| ④ 副業適合 |
◎(時間単位の準委任が組みやすい) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(年商1,000〜2,000万円帯の主力) |
1日のタイムテーブル(専業/月単価100万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
デイリースタンドアップ/Slack確認 |
Slackの要約をClaudeで |
| 10:00〜12:30 |
主タスク(実装) |
Cursor+Claudeでペアプロ |
| 13:30〜15:00 |
レビュー対応/PR作成 |
PR説明文をAIで生成 |
| 15:00〜16:30 |
副タスク(別案件) |
同上 |
| 16:30〜17:30 |
ドキュメント/顧客報告 |
Claudeで議事録→報告書化 |
| 17:30〜18:30 |
翌日準備/自己学習 |
— |
合計:稼働 約8時間/日 × 月20日 = 160時間。AI活用で実質120時間相当の成果に圧縮されています。
失敗例
- 「請負で受けて無限改修地獄」:要件凍結日を明記せず、修正が永遠に続く。準委任契約+時間単位で受けるのが鉄則
- 「AI生成コードの著作権が曖昧」:契約書に「納品物の知財帰属」「AIツール使用の事前同意」を必ず入れる
- 「単価70万で固定3年」:Findyやレバテックで毎年10〜15%上げ交渉しないと、実質値下げ
最初の3ヶ月でやること(受託開発)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
レバテック・Findy・ITプロパートナーズに3社並行登録 |
商談2件 |
| 2ヶ月目 |
2件提示の中から月単価60〜80万の案件を1件契約 |
受注1件 |
| 3ヶ月目 |
副業の場合は週末稼働で開始/専業はフル稼働開始 |
月収50万円ライン |
単価UPの3レバー(受託開発)
- Stack拡張:TypeScript+Next.js→Rust/Goに広げると月単価+15万円
- AI/MLOps領域:LLMアプリ開発・RAG構築の実績で月単価+30万円
- 上流工程シフト:要件定義・アーキ設計まで巻き取ると月単価+20万円
4-3. AXコンサル(AIトランスフォーメーション)
「企業のAI導入を伴走する」最も伸びている業種。一人事業でも年商1,500万円超を狙える筆頭です。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月25〜100万円(中小向け)/月100〜250万円(大手向け) |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月80〜120時間 |
| ③ AI代替率 |
40〜55%(要件整理・PoC実装・資料化) |
| ④ 副業適合 |
○(小規模顧問契約から開始可) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(年商2,000万円超を狙える) |
1日のタイムテーブル(専業/月顧問4社×30万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:30 |
顧客A:朝会+業務サポート |
ChatGPTでブレスト |
| 10:30〜12:00 |
顧客B:PoC実装(Dify) |
Difyで30分試作 |
| 13:00〜14:30 |
顧客C:戦略レビュー |
Claudeで提案書ドラフト |
| 14:30〜16:00 |
顧客D:研修動画作成 |
ChatGPTで台本→Canvaで動画化 |
| 16:00〜17:30 |
営業:提案書作成 |
Claudeで初稿→ChatGPTで精緻化 |
| 17:30〜18:30 |
SNS発信/案件記録 |
ChatGPTで投稿文 |
失敗例
- 「PoCで終わる」:「やっぱり全社展開は来期で」と先送りされ、200万円のPoC費用だけで終わる。契約時点で「成功時の本番実装は別契約・優先交渉権付」を明記
- 「商談で何ができるか分からない」:Difyで30分でチャットボットを組み、その場で動かす。9割の経営者がGOサインを出す
- 「全社展開を1人で抱える」:規模が大きくなったら、外部の実装パートナーを再委託で入れる体制を契約書に明記
最初の3ヶ月でやること(AXコンサル)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
既存顧客/知人経由で中小企業3社に「AI診断ワークショップ無料」を提案 |
商談3件 |
| 2ヶ月目 |
1〜2社でPoC実施(Difyで30分試作)→ 月15〜20万顧問に着地 |
受注1件 |
| 3ヶ月目 |
顧問先で社内研修を追加提案/2社目の獲得 |
月収40万円ライン |
単価UPの3レバー(AXコンサル)
- PoC→本番実装の優先交渉権:契約時点で本番実装単価を握る(月100万円コース提示)
- 業界特化:「製造業AX」「金融AX」など1業界に深堀り。月単価が1.5倍に
- 大手向けの参入:紹介経由で大手DX推進部門と接続。月150〜250万円のレンジへ
4-4. 業務設計コンサル
BPR・ERP・SAP知見ベースのコンサル領域。月単価100〜200万円のフリーランスコンサルのボリュームゾーン。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月100〜200万円 |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月100〜140時間 |
| ③ AI代替率 |
35〜50%(ヒアリング要約・As-Is/To-Be資料化) |
| ④ 副業適合 |
△(フルコミット型が多く副業は難しい) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(月単価120万×単発で安定) |
1日のタイムテーブル(専業/1社フルコミット月150万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
出社/オンサイト:朝会 |
— |
| 10:00〜12:00 |
ヒアリング(部署A・B) |
Notta録音→Claude要約 |
| 13:00〜14:00 |
As-Is業務フロー作成 |
Miroにフロー化(Claudeで構造化補助) |
| 14:00〜16:00 |
To-Be設計/要件整理 |
Claudeでギャップ分析 |
| 16:00〜17:30 |
経営会議向け資料作成 |
ChatGPTで図示+エグゼクティブサマリ |
| 17:30〜18:00 |
翌日準備 |
— |
失敗例
- 「As-Is分析で時間が溶ける」:「全部署ヒアリング」と完璧主義に陥り3ヶ月かけてもTo-Beに進めない。「主要部署3つ・ヒアリング2週間で打ち切り」をプロジェクト計画に明記
- 「ヒアリング当日に資料が出ない」:Notta録音→Claude要約→Miroにフロー化、ここまで1日で完結できると単価UPに直結
- 「To-Beが現場の声を反映しない」:To-Be初稿は必ず現場に1回見せる。トップダウンだけだと運用フェーズで頓挫
最初の3ヶ月でやること(業務設計コンサル)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
デジタル人材バンク/みらいワークスに登録/前職人脈に告知 |
商談2件 |
| 2ヶ月目 |
1社とフルコミット契約(月100万円から)/契約期間3〜6ヶ月 |
受注1件 |
| 3ヶ月目 |
プロジェクト本格稼働/中盤レビューで延長交渉 |
月収100万円ライン |
単価UPの3レバー(業務設計コンサル)
- ERP/SAP知見の追加:基幹システム導入の上流経験で月単価+50万円
- AI業務改善の組み込み:従来BPRに「AIで●●自動化」を加えると単価1.3倍
- 役員レポート品質:エグゼクティブサマリの完成度で経営者直接契約に進める
4-5. BAコンサル(ビジネスアーキテクチャ)
戦略×業務×ITを一気通貫で設計する希少領域。一人事業で 希少価値最大、参入障壁も最大。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月130〜250万円 |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月120〜160時間(フルコミット型) |
| ③ AI代替率 |
30〜45%(資料化・分析) |
| ④ 副業適合 |
×(フルコミット必須) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(ただし参入後) |
1日のタイムテーブル(専業/1社月200万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
経営層との朝会 |
— |
| 10:00〜12:00 |
全社戦略レビュー作成 |
Claudeで戦略ドラフト→ChatGPTで精緻化 |
| 13:00〜15:00 |
部門横断ワークショップ設計 |
Miroテンプレ+Claudeでファシリ設計 |
| 15:00〜17:00 |
IT部門との要件すり合わせ |
— |
| 17:00〜18:30 |
経営層レポート作成 |
Claudeで構造化 |
失敗例
- 「実績ゼロから入れる」と勘違い:戦略ファーム3年or事業会社の全社DX経験2件以上が事実上必須。未経験者は2〜3年AXコンサル等で実績を積んでから
- 「経営層と現場の板挟み」:BA案件の8割で発生。最初の契約で 「意思決定者は誰か」「決定権の範囲はどこか」を必ず文書化
- 「半年で消耗して契約解除」:一人事業で月200万取るなら、 稼働は120時間以内に必ず収める。睡眠と運動はコストではなく投資
最初の3ヶ月でやること(BAコンサル)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
前職人脈の役員クラスに直接連絡/戦略コンサル経由の紹介 |
商談1〜2件 |
| 2ヶ月目 |
大手企業のDX推進室と契約交渉(月130〜200万円) |
受注準備 |
| 3ヶ月目 |
フルコミット契約スタート/ガバナンス設計から着手 |
月収150万円ライン |
単価UPの3レバー(BAコンサル)
- TOGAF/ArchiMate認定:エンタープライズアーキ資格で月+30万円
- 業界スペシャル化:金融/製造/医療など1業界に絞ると単価1.4倍
- 複数ベンダー調整役:SIer・コンサル・ツールベンダーの間に立つ調整役で月単価上限突破
4-6. 経営コンサル
中小企業の社長の右腕として戦略・財務・組織を見る仕事。立ち上がりが早い。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月5〜30万円(中小向け)/月50〜150万円(中堅以上) |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月80〜120時間 |
| ③ AI代替率 |
35〜50%(資料化・財務分析・議事録) |
| ④ 副業適合 |
◎(月顧問1社×10万円から開始可) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(月顧問4社×20万円で年商960万) |
1日のタイムテーブル(専業/月顧問4社×20万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
顧客A社:朝会+戦略相談 |
Claudeで業界トレンド整理 |
| 10:00〜11:30 |
顧客A社:実行支援タスク |
ChatGPTで提案書 |
| 13:00〜14:30 |
顧客B社:月次P&Lレビュー |
Sheets+Claude分析 |
| 14:30〜16:00 |
顧客C社:採用面接同席(オンライン) |
Notta録音→所感メモ |
| 16:00〜17:00 |
顧客D社:Slack相談対応 |
— |
| 17:00〜18:30 |
営業:商工会議所セミナー準備 |
ChatGPTで台本 |
失敗例
- 「アドバイス止まり」:月例会議でSWOT分析を見せて終わり、では3ヶ月後に契約解除。「アドバイス3:実行伴走7」まで入る
- 「契約解除予告なし」:月20万顧問は 3ヶ月前予告 を契約書に必ず入れる。1ヶ月前予告だと安定しない
- 「単価が天井30万で頭打ち」:中小向け天井30万なら、3年目には中堅向け(月50〜100万)への移行が必要
最初の3ヶ月でやること(経営コンサル)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
商工会議所セミナー登壇/税理士法人と提携/LinkedInで発信開始 |
商談2件 |
| 2ヶ月目 |
中小企業1社と月10〜20万円の顧問契約 |
受注1件 |
| 3ヶ月目 |
顧問先の経営課題を3つ深掘り/別の経営者2人を紹介してもらう |
月収30万円ライン |
単価UPの3レバー(経営コンサル)
- 実行支援パッケージ化:「採用代行3ヶ月60万円」「営業組織立上6ヶ月90万円」など
- 役員顧問への移行:月20万→月50万(経営会議出席+戦略策定)
- エグゼクティブ向け1on1:月100万円の対経営者専属メンタリング
4-7. 広告運用
参入1〜2年目の個人事業に最も入りやすい業種のひとつ。媒体側AIが配信最適化を肩代わりするので、運用者は設計・クリエイティブ・レポートの3点に集中できます。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
1社月10〜30万円 |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月60〜100時間(5〜7社並行) |
| ③ AI代替率 |
50〜65%(クリエイティブ生成・レポート・分析) |
| ④ 副業適合 |
◎(1〜2社×10万円から) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(7社×15万円=月105万円) |
1日のタイムテーブル(専業/7社×月15万)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
全社の前日レポート確認 |
Looker Studioで一覧 |
| 10:00〜11:30 |
顧客A・B:クリエイティブ更新 |
ChatGPT+MidJourney |
| 11:30〜13:00 |
顧客C・D:入札調整・予算配分 |
媒体AIに任せる |
| 14:00〜15:00 |
顧客E:月次レポート作成 |
Claudeで定型コメント |
| 15:00〜16:30 |
顧客F・G:定例ミーティング |
Notta録音→議事録 |
| 16:30〜17:30 |
営業:新規提案書 |
ChatGPTで初稿 |
| 17:30〜18:00 |
SNS発信 |
— |
失敗例
- 「広告費%モデルだと削減時に手取り激減」:中小相手は 月額固定が原則。最低手数料月10万円を死守
- 「クリエイティブが他社と被る」:MidJourneyのプロンプトと参照画像を顧客ごとに変える。テンプレートで量産すると差別化が消える
- 「天井1,500万で頭打ち」:3年目以降は AXコンサルか経営コンサルへのステップアップが現実的
最初の3ヶ月でやること(広告運用)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
クラウドワークス/クラウドリンクスで広告運用案件に応募 |
商談3件 |
| 2ヶ月目 |
1〜2社で月10〜15万円契約/実績を作る |
受注1〜2件 |
| 3ヶ月目 |
紹介経由で3社目/既存2社の手数料アップ交渉 |
月収40万円ライン |
単価UPの3レバー(広告運用)
- 媒体特化:Meta特化/Google特化/TikTok特化で月単価+5万円
- 業種特化:BtoB SaaS/医療/不動産など特化で月単価+10万円
- クリエイティブ込み:撮影・編集・コピーまで巻き取ると月単価1.5倍
4-8. ウェブ制作
8業種で最も入りやすい。クラウドソーシングで実績ゼロから案件が取れる、唯一の業種です。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
LP 10〜40万円/コーポレートサイト 5〜80万円 |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月100〜140時間 |
| ③ AI代替率 |
55〜70%(デザイン→コード→ドキュメント) |
| ④ 副業適合 |
◎(クラウドソーシングで土日完結) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(月3〜4本で年商1,000万) |
1日のタイムテーブル(専業/月LP3本+コーポレート1本)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
デザインカンプ作成(Figma) |
v0でラフ生成→Figma化 |
| 10:00〜12:30 |
コーディング(メイン案件) |
Cursor+Claude |
| 13:30〜15:00 |
レビュー対応/修正 |
— |
| 15:00〜16:30 |
別案件のヒアリング/要件整理 |
Claudeで議事録→要件定義 |
| 16:30〜17:30 |
クライアント連絡/請求書 |
— |
| 17:30〜18:30 |
翌日準備/自己学習(Webflow等) |
— |
失敗例
- 「無限改修地獄」:契約書に「修正は3回まで、4回目以降は1回2万円」を明記しないと、LP1本15万円が時給1,500円まで下がる
- 「クラウドソーシングの低単価に張り付く」:6ヶ月以内に直営業へ移行し、月3本×30万円=月90万円を目指す
- 「v0/Bolt.new使わずに2倍時間かける」:AI活用層と未活用層で生産性差2倍。LP1本2週間→4日に短縮できないと、案件回転数で負ける
最初の3ヶ月でやること(ウェブ制作)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
クラウドワークス/ランサーズに登録/ポートフォリオ3案作成 |
商談3件 |
| 2ヶ月目 |
LP制作1〜2件(5万〜15万円)/実績ページ更新 |
受注2件 |
| 3ヶ月目 |
クラウド経由でリピート発注/単価15→20万円へ上げる |
月収30万円ライン |
単価UPの3レバー(ウェブ制作)
- CMS/Webflow拡張:「LP+CMS構築」で1案件単価が2倍
- マーケ込み:「LP制作+GA4設置+初月分析レポート」セットで+10万円
- 直営業移行:クラウド月15万→直営業月30万(同じ稼働で売上2倍)
4-9. ウェブデザイン
ウェブ制作が単発LPの積み上げ型なら、ウェブデザインは月額契約のストック型。
| 指標 |
数値 |
| ① 客単価 |
月60〜160万円 |
| ② 月稼働時間(AI後) |
月120〜160時間 |
| ③ AI代替率 |
30〜45%(ラフ生成・トーン提案) |
| ④ 副業適合 |
△(月額契約はフルコミット前提が多い) |
| ⑤ 専業適合 |
◎(月80万×1社で年商960万) |
1日のタイムテーブル(専業/月80万×1社+単発デザインシステム構築)
| 時刻 |
内容 |
AI活用 |
| 9:00〜10:00 |
朝会/タスク整理 |
— |
| 10:00〜12:30 |
デザインシステム構築(Figma Variables) |
ChatGPTでトークン設計 |
| 13:30〜15:30 |
コンポーネント設計/更新 |
MidJourneyでラフ |
| 15:30〜16:30 |
開発チームとの仕様調整 |
— |
| 16:30〜17:30 |
デザインレビュー対応 |
— |
| 17:30〜18:30 |
翌週準備/個別ヒアリング |
— |
失敗例
- 「実績ゼロから入る」:UI/UX実務3年が事実上の参入条件。実績ゼロからは入れない(先にウェブ制作で経験を積む)
- 「リモートだと単価1〜2割減」:週1〜2日でも対面出社を入れると月単価100〜120万円帯に乗りやすい。「対面1日/週」を契約条件に入れるだけで年商で100万円以上の差
- 「デザインシステム経験なし」:Figma Variables・トークン設計・コンポーネントライブラリ運用、これらの経験を明文化できないと月単価が一段下がる
最初の3ヶ月でやること(ウェブデザイン)
| 月 |
アクション |
目標 |
| 1ヶ月目 |
デザインスタジオ/SaaS企業に直営業(月60〜80万円帯) |
商談2件 |
| 2ヶ月目 |
1社と業務委託契約(月60〜80万円・週3稼働) |
受注1件 |
| 3ヶ月目 |
デザインシステム改善提案/単価アップ交渉 |
月収80万円ライン |
単価UPの3レバー(ウェブデザイン)
- デザインシステム構築実績:単発80〜150万円のスポット案件を半年に1件
- 対面出社1日/週:月単価+15万円(同じ稼働でも信頼度が上がる)
- 海外案件:英語対応で月単価2倍(Toptal/Contraで応募)
4-10. 業種掛け合わせ戦略(3年で年商を3倍にするルート)
1業種で固定すると、個人事業の年商上限は 約2,500万円が壁 です。月稼働170時間×時給換算の物理制約が来ます。
これを超えるには、業種を2〜3つ重ねるか、ニッチ業界に深堀りするかが必要です。
4つの拡張パターン
| パターン |
1年目 |
2年目 |
3年目 |
想定年商 |
| 階段型 |
受託開発 |
+ウェブ制作 |
+AXコンサル |
1,500万→2,500万→3,000万 |
| クロスセル型 |
広告運用 |
+ウェブ制作 |
+経営コンサル(既存顧客に) |
800万→1,500万→2,500万 |
| 隣接型 |
業務設計コンサル |
+AXコンサル |
+BAコンサル |
1,200万→2,000万→3,000万 |
| ニッチ深堀型 |
1業界(例:医療) |
同業界の幅 |
同業界の深さ |
800万→1,800万→3,500万 |
自分に合うパターンを選ぶ4つの問い
- 1年目の実績ゼロ状態か?:はい → 階段型
- 既存クライアントが3社以上いるか?:はい → クロスセル型
- 前職スキルが上流寄りか?:はい → 隣接型
- 1業界に強い専門知識を持っているか?:はい → ニッチ深堀型
複数該当する場合の優先度は ニッチ深堀型 → クロスセル型 → 階段型 → 隣接型。年商の伸びと手取りの伸びの効率がこの順だからです。