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📊 6つの壁ダッシュボード

副業者・専業者それぞれに、気にすべき年収の壁があります。1ページに圧縮しました。

副業者が気にする5つの壁(給与+事業所得の合算ベース)

何が起きる? 対策の一言
103万円 配偶者の配偶者控除が減り始める 配偶者の年収との合算で判断。事業所得は給与と別計算
106万円 パート給与のみで社会保険適用拡大の対象に 個人事業所得には適用されないが、本業給与には影響
130万円 配偶者の社保被扶養者から外れる 事業所得は「経費控除後」で判定する自治体・健保が多い
150万円 配偶者特別控除の満額帯から外れ始める 段階的減額。201万円超でゼロ
200万円 住民税申告不要制度(給与+20万以下)が使えなくなる 副業所得20万超は住民税申告必須

専業者が気にする3つの壁

何が起きる? 対策の一言
48万円 基礎控除の満額帯(2,400万以下) 課税所得=事業所得48万を引いた残り
1,000万円 消費税の課税事業者ライン(インボイス2割特例期間中は緩和) 売上ベース。経費控除前で判定
課税所得600万円 法人成り検討ラインに到達 年商800〜1,000万円が目安。詳細は第12章

読み解き:副業で130万円・200万円を超え始めたら、「副業のままで節税」より「専業化+青色65万」を検討するタイミング。専業で課税所得600万円を継続的に超えたら、法人成りの試算を必ずしてください。

壁の実例ケース(副業者編)

ケースA:給与400万+副業150万のAさん(30代会社員)

状況:本業給与400万、副業のWeb制作で年150万(経費50万→事業所得100万)
配偶者:年収80万のパート

⚠️ 引っかかる壁:
・「住民税申告不要(20万以下)」は使えない(既に超過)
・配偶者の年収80万は103万以下なので配偶者控除は維持
・配偶者の130万壁はクリア(パートの106万社保適用は事業所80人未満なら回避可)

✅ 取るべき行動:
1. 開業届+青色65万取得 → 副業の節税効果年9.8万
2. 副業の住民税は普通徴収を選択(バレ対策)
3. 翌年から事業所得を200万まで伸ばすロードマップ

ケースB:給与600万+副業300万のBさん(40代会社員・配偶者専業)

状況:本業給与600万、副業のコンサルで年300万(経費50万→事業所得250万)
配偶者:専業主婦・年収0

⚠️ 引っかかる壁:
・配偶者を「専従者にする vs 配偶者控除のまま」の選択肢
・住民税申告不要(20万以下)は完全に超過
・社会保険は本業の標準報酬月額に影響なし(個人事業所得は対象外)

✅ 取るべき行動:
1. 配偶者を青色専従者にする(月15万×12=180万を経費化)
2. 弥生青色申告オンラインで65万控除
3. 副業所得が継続なら、3年目以降に専業化の試算

壁の実例ケース(専業者編)

ケースC:専業1年目・売上700万のCさん(30代独立)

状況:受託開発で年売上700万、経費200万→事業所得500万
配偶者:別途給与400万

⚠️ 引っかかる壁:
・基礎控除48万は満額取れる(合計所得2,400万以下)
・消費税1,000万ラインはクリア(売上700万)
・課税所得600万ラインはクリア(事業所得500万→課税所得約330万)
・配偶者の社保被扶養者には入れない(事業所得130万超)

✅ 取るべき行動:
1. 国保+国民年金は必ず加入(前職の任意継続も2年検討)
2. 青色65万+小規模共済3万から開始
3. 売上1,000万を超える前にインボイス2割特例の試算

壁の計算式(自分で確かめる)

「自分はどの壁にぶつかるか」を1分で判定する式を載せます。

副業者の判定式

判定1:住民税申告不要を使えるか?
  本業給与 + 副業所得 ≤ 給与のみ前提の総額 + 20万円
  → 副業所得20万超 = 住民税申告必要

判定2:配偶者控除を維持できるか?(配偶者本人が判定対象)
  配偶者の合計所得 ≤ 48万円(給与換算103万)
  → 超える場合は配偶者特別控除(段階減額)

判定3:配偶者の社保被扶養者を維持できるか?
  配偶者の年収 < 130万円(事業所得は経費控除後で見る健保が多い)
  → 130万超は社保自前加入の必要

判定4:自分の課税所得帯の限界税率は?
  課税所得 = 事業所得 - 青色控除 - 各種控除 - 基礎控除
  → 195万以下:5% / 〜330万:10% / 〜695万:20% / 〜900万:23% / 〜1,800万:33%

専業者の判定式

判定1:消費税の課税事業者になるか?
  前々年の売上 > 1,000万円
  → 翌々年から課税事業者
  ※インボイス登録した時点で売上にかかわらず課税事業者

判定2:法人成り検討ラインに乗ったか?
  事業所得 - 各種控除 = 課税所得 > 600万円
  または
  年商 > 800万円 かつ 高利益率(粗利60%超)
  → 法人成り試算を必ず実施

判定3:基礎控除の満額帯か?
  合計所得 ≤ 2,400万円 → 基礎控除48万満額
  ≤ 2,450万 → 32万 / ≤ 2,500万 → 16万 / >2,500万 → 0

壁を超えたときの対処(即効策)

状況 即効策(1〜3ヶ月で実行) 効果
副業所得20万超で住民税申告必要に 弥生白色申告オンラインで申告書作成 罰則回避
配偶者の年収が130万を超えそう 月給を調整 or 専従者化を検討 社保自己負担回避
売上1,000万を超えそう インボイス登録+2割特例の試算 消費税負担を最小化
課税所得600万を超えた 共済等控除フル活用+法人成り試算 限界税率59%帯回避

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